第1回ワークショップ

2017年4月28日(金)14:00から、松戸市民会館301号室にて第1回松戸プロジェクトワークショップが開催されました。今回のワークショップは「地域活動への参加で健康寿命を伸ばす全国に先駆けた科学的研究」をめざす「都市型介護予防モデル-松戸プロジェクト-」の一環です。

参加者は松戸市民の方々や松戸市の企業に勤める方々で、より活気ある松戸市を作り上げていこうという共通の熱意を持った方々59名(うち男性37名)が集まりました。自分たちでプロジェクトを運営し、活動の拠点となる場を創出し、活動の継続を支えていくいわば応援団として自ら手を挙げてくださった方々です。

今回のワークショップでは、松戸市の「未来像」として「一人一人が役割を持って助け合えるまち」、「認知症になっても住み続けられるまち」、「すぐ近くにサロンがる街」などがあげられ、「未来像」に対する現状として「自治会主催だと外の人が参加しにくい」、「隠れ空き家が多数ある」、「空き家があっても使おうとすると難しい問題が出てくる」、「土日ならスペースが空いている」などの声が上がりました。

第2回ワークショップ(5月25日)でも引き続き松戸市の課題の洗い出しや、仲間とともに「できること」を出し合い、その方法について具体的に考えるワークショップを予定しています。また、5月30日には、松戸市の住民主体型等の地域活動「元気応援くらぶ」などのご紹介を予定しています。

都市部での同様の取り組みの前例がないため、本プロジェクトがどのような結果になるか まだ誰にもわからない取り組みですが、いよいよ動き出しました。次回5月25日のワークショップでも、初めて参加される方向けの説明を行いますので、今回参加できなかった方も遠慮なくご参加ください。

(千葉大学看護学部看護学科4年 櫻庭唱子氏 作成)