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プロボノチャレンジMATSUDO2017成果提案

2017年9月9日(土)13:30- 松戸市民会館301号にてプロボノチャレンジMATSUDO2017成果提案ミーティングを開催しました。
7月15日の事前オリエンテーションからプロボノワーカーが準備を始め、支援先の皆さまとの顔合わせとなる8月5日(土)のキックオフミーティングで本格スタートした「プロボノチャレンジMATSUDO2017」。支援先5団体(14名)、プロボノワーカー5チーム(19名)がキックオフミーティング以来一カ月ぶりに再集合しました。

支援先、および支援内容は下記の通りです。
・紫陽花の森サロン:チラシ作成
・明第2西地区高齢者支援連絡会:チラシ作成
・小金げんき友の会:参加者ニーズ調査
・元気応援くらぶ いとうさん・ち:参加者ニーズ調査
・稔台3町会「キラキラいこいの場」(仮称):介護予防拠点立ち上げ時のリスク整理

プロジェクト中は、支援先訪問、活動見学、関係者や利用者へのヒアリングなどを重ね、各チームで成果物を制作していきました。

多くのプロボノワーカーは仕事をしながらの、平日の夜や週末などの限られた時間を活用してのプロジェクト参加です。週末にチームミーティングなどを行うチームもあれば、主にメールなどオンラインで作業を進めるなど、プロジェクトの進め方はチームによって様々でした。

そして、9月9日の成果提案ミーティングでは、この約2か月の活動の内容や成果物のご報告をしました。

前半は、チームごとのグループミーティング。プロボノチームから支援先の皆さまへ、成果物のご提示、その活用についてのご提案などをしました。
後半は、すべてのチームが、それぞれのプロジェクト内容、成果物、それを活かした今後の活動などについて全体に向けた報告をしました。

チラシの案を並べ、デザインやテキストなどの最終調整をしました。(明第2西地区高齢者支援連絡会チーム)

調査結果をもとに今後の活動についてのディスカッションも行いました。(元気応援くらぶ いとうさん・ちチーム)

リスクと対策を一覧にした表を広げ、詳細の確認をしていきます。(稔台3町会 キラキラいこいの場チーム)


丁寧に積み上げたヒアリング調査の結果を、全体に向けて報告しました。(小金げんき友の会チーム)

丁寧に積み上げたヒアリング調査の結果を、全体に向けて報告しました。(小金げんき友の会チーム)


活動への認知度を高めるためのチラシを制作した「明第2西地区高齢者支援連絡会(高支連)」チームは、プロボノワーカーから3つのデザイン案をご提示。支援先の方から、活動内容をとてもよく理解いただいたチラシを作ってもらえたので3案すべて活用したいというご回答をいただきました。

 

地域の居場所としてご自宅を開放し、さらに利用者を増やしたいと考える「元気応援くらぶ いとうさん・ち」。プロボノによるマーケティング基礎調査プロジェクトでは、参加者、参加者潜在層などについて調べ、運営者、参加者へのヒアリングをする中で、これまでの活動の意義や価値を再認識する結果となりました。

空き家を活用して地域の居場所作りを行う「稔台3町会 キラキラいこいの場」のリスク整理プロジェクトでは、空き家の借用にあたって、またもしもの時に考えうるリスクについて、確認すべき点と対策を一覧にしてご提示しました。

 

 

高齢者いきいき安心センターは、認知症サポーター養成講座修了者の有志による「小金げんき友の会」を発足し、市内ウォークラリーなどを有志の皆さんとこれまで実施してきました。今回マーケティング基礎調査をプロボノが行い、「友の会」の皆さんの参加動機、高齢者いきいき安心センターがそれに対してこれからできることなどを考え今後の活動の在り方について検討するための情報を整理することができました

リフレクソロジーなどのサロンを開設する「紫陽花の森サロン」チームは、活動を知ってもらうためのチラシを制作。紫陽花の絵の暖かいデザインのチラシが完成しただけでなく、チラシという媒体で活動を紹介するにあたり、活動の在り方について、団体内で、そしてプロボノと、改めて考え見直すことができたのも大きな成果でした。

今回ご参加の最年長は、ご自身でも元気応援クラブを運営している82歳のプロボノワーカーさん。運営ノウハウを活かして、支援先の活動についてアドバイスするなど、ご活躍されました。
最年少は0歳。お父さんお母さんがご夫婦揃ってプロボノワーカーとしてご参加されました。

全チームの発表を終えたあとは、乾杯!
お茶とお菓子で、プロジェクトを振り返りながらの交流会を行いました。

0歳から80代の方まで、幅広く集合したプロボノチャレンジMATSUDO2017が終了しました。
支援先の皆さま、プロボノワーカーの皆さま、プロボノチャレンジMATSUDOへのご参加、誠にありがとうございました。