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【開催レポート】通いの場運営者交流会

2017年11月27日(月)勤労会館ホールにて、通いの場を運営されている方々を中心とした交流会を開催しました。参加者は地域に根差したサロン活動や高齢者のサークル活動などの通いの場に関わっている方が大半で、その他にも民生委員や町会の方も併せて49名にご参加いただきました。
この交流会は、通いの場を運営していく上で重要な「人と人とのコミュニティづくり」をキーワードとして、人を巻き込むコツや運営上の悩みを共有することを目的として開催。それぞれの場がより活性化することにより、松戸プロジェクトの推進につなげることを意図して企画されました。

<当日の内容>
● ミニ講義「コミュニティと健康の関係性」
講師:亀田義人 氏/千葉大学予防医学センター 特任助教
● 通いの場グッド事例紹介
・松山三郎 氏/NPO 法人人材パワーアップセンター(わくわくストレッチクラブ・リーダー)
・塚原誠二 氏/コミュニティ五番街 ボランティア花水木の会 会長 他2名
● 情報交換タイム
● ミニ講義「人が集まる場づくりの秘訣」
講師:呉哲煥 氏(NPO法人CRファクトリー 代表理事)
● 自団体の活動に活かせるテーブルトーク

本交流会は、市内で地域の活動に取り組んでいる団体や個人によって構成されているNPO法人まつどNPO協議会と、全国でコミュニティ運営の支援を行っているNPO法人CRファクトリーの共催で実施。松戸市の後援を受け、地域の掲示板でも広報を行ったことで幅広い地域から参加がありました。

●参加者の声
アンケートを見ると「参加できて本当に良かったです。中味がいっぱいで充実でした」「先生のワンポイントが良かった」など、概ね好評価のコメントが多く満足度も「とても良かった」「良かった」という回答のみでした。
特に「いずれの団体も同様な悩みや困ったことがあり、少しずつ解決していった様子が知れた」「皆も同じ悩みであった。難しく考えないで、また参加したい」「交流会の時間がもっとほしかった」といった声をいただき、講義だけではなく運営している人同士の対話に価値を感じていただいたようです。

●今後に向けて
今回の交流会をきっかけに、2018年1月22日(月)からより具体的な運営のノウハウを学ぶ連続講座がスタートします。担い手や当事者としての意識を高める工夫、相互理解と関係性の強化によって居心地の良さを向上させる方法などを全5回にかけて学ぶことができます。参加者を募集中ですので、ご関心のある方は下記までお問合せください。

<お問合せ>
主催:NPO法人まつどNPO協議会NPO法人CRファクトリー
※下記まで電話かメールにてお申込みください(担当: 山崎)
電話:090-9826-3729、メール:contact@matsudo-npo.org

 

<当日の様子>

千葉大学の亀田先生より「コミュニティと健康の関係」について興味深いデータと共にわかりやすくお話していただきました。

事例紹介①市内17か所でストレッチ教室を開いているクラブの松山さんから、インストラクターの育成やモチベーションを維持する工夫について。

事例紹介②五番街の大崎さんから、新松戸のマンション住民を主体として運営しているサロンで行っている企画や運営体制の工夫について。


CRファクトリーの呉さんによるミニ講義。通いの場のヒアリングを重ねてきたことで見えてきた課題などを踏まえて、運営の秘訣をレクチャー。

最後はグループごとに「運営者も参加者も楽しく継続するには?」というテーマで、じっくりと情報交換をしていきました。